術前診察と検査結果

これから肝胆外科の主治医から手術前の検査結果を聞く事になります。
『結果を聞く時は家族の方が同席してください』と言われていたので主人が待っています。  
何かあった時、私より彼の方が狼狽えるのではと内心心配です。
どうであれここまで来たら手術を受けるしか方法がありません。

午後の外科の待合室の前はいつもより多くの人が座っていました。
「776」惜しい番号
掲示板に数字がやっと点灯したのは1時間近く経過したころでした。

少し緊張した感じの主人と並んで主治医の前に座りました。
検査結果をパソコンの画像で確認しながら主治医の説明が始まりました。
検査の結果を伝える前に検査の経緯や流れを簡単に説明しながら大変でしたねと私に微笑みました。

「癌ではないかも?」
核心はありませんが、直感的に医師の言葉からそんな風に感じました。
目の前の自信にあふれた医師の性格なら癌なら最初に確信から伝えて、時間をかけてその後の治療方法を説明してくれるような気がしました。

「今回の検査は悪性腫瘍を疑いましたがその痕跡は見つかりませんでした」

「癌ではなかったのですね」
ホッとした表情の主人がいつもより高めの声で尋ねました。

「ポリープが小さい為ハッキリとた画像がとらえにくかった事もありますが今の段階では悪性腫瘍は見つかっていません。実際にはポリープを摘出して検査してみて初めて悪性ではないと言えます」

医師は簡単な絵をかきながら検査の説明と手術の流れを説明してくれました。

腹腔鏡手術

腹腔鏡手術とは

腹腔鏡というカメラを挿入しテレビモニターに映した画像を見ながら胆のうを摘出する手術です。おへその下と上腹部に計4ヶ所の5~12mmの穴を開けて、炭酸ガスでお腹を膨らませます。
胆嚢動脈、胆嚢管をクリップをかけ切断し胆嚢を取り出します。

手術は
1,異常な癒着がない
2,強い炎症がない
3,悪性腫瘍を疑わせるような所見がないと判断された時に実施されます。

<メリット>
①手術創が小さいため痛みが少ない
②手術時間が短いため早期退院が可能

<デメリット>
胆嚢を摘出してもほとんどの人は特に影響を受けません。 時々脂肪分がうまく腸に吸収されず下痢を起こす人もいますが、それも時間とともに無くなります。


「手術は腹腔鏡手術になります。
摘出したものが悪性の場合は改めて開腹手術をする必要が出る可能性があります。
まずは入院の準備を始めてください。」

「よろしくお願いいたします」

診察室を出て1階にある医療支援センターで入院の説明を受け手続きを行いました。
大勢の人たちが順番を待っています。
診察後清算を待つ人達と変わらないくらい入院待ちの人が多くいるなんて驚きです!
毎日これほど多くの人が手術していたなんて、考えたことなかったのでびっくりしました。
コロナ感染予防の必要な今は入院予定日の予約ができないそうです。
できるだけ早い時期の手術を希望しました。
希望する部屋のタイプを第3希望まで伝えて部屋が空きしだい連絡が入ることになりました。
連絡は前日に来ることもあるそうでいつでも入院できるように準備しなければいけません。

麻酔は腹部などの手術の場合、腹腔鏡手術でも痛みが強く感じることがあるため全身麻酔を使用するそうです。
開腹手術でなかったので本当に良かったです!
実際に摘出したポリープが悪性のケースもありまだ心配は残っていますが、今は目の前の手術が無事に終了してくれることを祈るだけです。

いよいよ手術の日までのカウントダウンがはじまりました。

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Athena
兵庫県在中60代現役です。 ある日突然、忘れていた夫の高血圧が再発しました! 今後の生活プランは全て見直しになり突然の通院生活が始まりました。 そんな時自分自身も隠れていた病気が見つかってしまいました。 予定外の事態! まだ20年は元気でいられる予定でしたから落ち込んではいられません。 それでも諦めないで、持病があっても100歳まで元気で過ごすことができないかとあれやこれやと奮闘しています。 長くなりそうな闘病生活を少しでも快適に便利に改善していくためのブログの始まりです。 病気がみつかってがっかりしている人が もう一度やる気になれますよう役立つ情報を発信していければと思います ・持病があっても絶対に100歳になってみたい人 ・大切なご家族に100歳まで元気でいてほしい人 一緒に考えて賢い選択ができれば嬉しいです!